ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
現地時間29日に行われるカラバオ・カップ(イングランド・リーグカップ)2回戦の試合で、ニューカッスルは2部のノッティンガム・フォレストと対戦する。FW武藤嘉紀は移籍後初先発に起用されるかもしれない。
武藤はこの夏にドイツのマインツから移籍金950万ポンド(13億6000万円)でニューカッスルに加入。これまで行われたプレミアリーグの3試合はいずれもベンチスタートで、後半途中から交代で出場している。
だがカップ戦で先発のチャンスもありそうだ。ラファエル・ベニテス監督は試合に向けて、「武藤は(ベンチ入り含めた)メンバーに入る。彼はストライカーだと思う。選手が欠けているポジションがいくつかあり、彼はそこをカバーできる」と語った。地元紙『イブニング・クロニクル』が伝えている。
ベニテス監督は武藤に最適なポジションを「ストライカー」だと考えているが、これまでの3試合ではチーム事情によりそのポジションでプレーさせることができなかったと説明している。「出場した試合では理想のポジションでプレーしていなかった。だがもうすぐそれができるかもしれない」
「彼はアンラッキーだった。カーディフで出場した時にはシステムを変更しなければならず、MFとしてプレーする必要があった。先日(チェルシー戦)出場させた時も最後は4-1-4-1に変更し、彼も下がらなければならなかった」
ノッティンガム・フォレスト戦ではストライカーの位置で先発出場の可能性もあるのかもしれない。チャンスを得られたとすれば初ゴールにも期待がかかるところだ。
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