日本代表の川島永嗣【写真:Getty Images】
フランスのメスを退団してフリーとなっている35歳の日本代表GK川島永嗣は、フランス1部のストラスブールに加入する可能性が高くなったと報じられている。地元メディア『ラルザス.fr』が伝えた。
昨季フランス1部のメスでレギュラーとしてプレーした川島だが、チームは最下位に終わって2部降格。6月30日までで契約が満了した川島は退団し、新たなクラブを探していた。
地元メディアの報道によれば、川島は現地時間29日にストラスブール加入のためのメディカルチェックを受け、契約手続きを行う見通しだという。「決まったようだ。水曜日にはストラスブールに加入することになる」と伝えられている。ストラスブールでは第3GKとなることが見込まれている。
ストラスブールは1979年にリーグ王者にもなった伝統あるクラブ。近年は財政問題で5部からの出直しを強いられていたが、昨季9年ぶりに1部に復帰し、15位で残留を果たした。今季は3試合を終えて12位。これまでの3試合では26歳のベルギー人GKマッツ・セルスがゴールを守り、U-21フランス代表GKビングル・カマラがベンチに入っている。
川島の移籍先としてはDF酒井宏樹の所属するマルセイユやアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスなどが噂に上ったほか、一部英国メデイアはGKに負傷者が出たマンチェスター・シティの補強候補としても名前を挙げていた。昨季に続いてフランスでプレーすることになるのだろうか。
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