ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーからユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、セリエAで2試合を戦ってまだゴールを決められていない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は過去のデータに基づき、次節こそは初ゴールを決められる可能性が高いという見方を示している。
9年間在籍したマドリーでは毎年のようにゴールを量産し、バルセロナのリオネル・メッシと得点王を争い続けていたC・ロナウド。新天地イタリアでも同様の活躍が予想されたが、まだゴールネットを揺らすことはできていない。
プレー自体は決して悪くはなく、積極的にゴールを狙い続けている。2試合ですでに15本のシュートを放ち、そのうち8本が枠内シュート。欧州のいわゆる5大リーグで枠内シュート数が最も多い選手となっている。
マドリー時代のデータに基づけば、次節こそは初ゴールが生まれる可能性が高いかもしれない。スペインでの9年間で、C・ロナウドはリーグ戦の第3節では7試合でゴールを記録。昨季は出場停止だったため、出場した場合に限れば8試合中7試合で合計13ゴールを決めている。
ゴールを決めた7回のうち4回は、今季と同じく第2節まで無得点に終わっており、第3節で初ゴールを決めた。2015/16シーズンにはエスパニョールから実に5点を奪ったという試合もあった。開幕から4試合出場停止だった昨季を除けば、マドリーでは第3節までに必ず初ゴールを記録していた。
現地時間1日に行われる次節は昇格組パルマとのアウェイゲーム。C・ロナウドはイタリアでの沈黙を破ることができるだろうか。
【了】