マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が窮地に立たされている。プレミアリーグ開幕からわずか3試合で2敗目を喫し、解任に近づきつつあるという見方も強まっている。
就任3年目を迎えたモウリーニョ監督のユナイテッドは今季開幕戦でレスター・シティに勝利。だが第2節でブライトンに敗れたのに続いて、27日に行われた第3節はホームでトッテナムに0-3の屈辱的敗戦を喫した。ユナイテッドが8月に2連敗を喫したのは1992年以来26年ぶりのことだった。
プレシーズンの時点から様々な問題を抱えていたモウリーニョ監督は、今季のプレミアリーグで「解任第1号」の監督になる可能性があるとも予想されていた。ブックメーカーでのオッズは7月末時点で6倍前後だった。
だが英紙『デイリー・メール』によれば、現在ではそのオッズは約1.9倍にまで急落。クリスマスまでに解任されるオッズは約1.6倍、シーズン末まで監督を続けられないオッズは1.25倍と、解任の可能性が非常に高いと予想されている。
後任監督には前レアル・マドリー監督のジネディーヌ・ジダン氏が最有力と予想され、「ベットフェアー」でのオッズは3倍。モウリーニョ監督をさらなる危機に追い込んだトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が7.5倍で続いているとのことだ。
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