ルチアーノ・スパレッティ監督【写真:Getty Images】
インテルのバッドスタートがイタリアに衝撃を与えている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
今季のセリエAでインテルは開幕から2試合勝利がない。開幕戦でサッスオーロに0-1で敗れると、第2節トリノ戦は2点のリードを守れず2-2の引き分けに終わった。
1分け1敗のスタートは、2016年のフランク・デ・ブール体制と同じ。2011年にはジャン・ピエロ・ガスペリーニ現アタランタ監督のもとで同様のスタートとなった。この2人はスタートダッシュ失敗も影響していずれもすぐにインテルを去ることになっている。
1分け1敗よりも悪い結果は開幕2連敗しかないが、インテルは35年前に経験している。1983/14シーズン、ルイジ・ラディチェ監督率いるチームが開幕2連敗だった。
インテルは今夏の移籍市場で積極的な補強に動き、今季に向けた評判は高かった。2011年と2016年は監督交代の直後だったが、今季のインテルはルチアーノ・スパレッティ体制2年目。期待が高かっただけに、ファンの動揺は大きいようだ。
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