トッテナムに敗れたマンチェスター・ユナイテッド【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間27日、プレミアリーグ第3節のトッテナム戦を0-3で落とした。個々のパフォーマンスを英メディアが分析している。
ジョゼ・モウリーニョ監督はトッテナム戦で「奇策」を講じた。MFのアンデル・エレーラを3バックの右で起用。サプライズとなった。
ただ、エレーラの責任は大きくないという見方が強い。『デイリー・ミラー』は「不慣れな3バックの右で奮闘。ただ、次第に消えた」と記し、「6」と平均的な採点をつけた。『スカイ・スポーツ』は出場した14人全てが「4」か「5」の採点。エレーラは「5」の方に入っている。ただ、「5.5」を付けた『デイリー・メール』は、「大きなギャンブルだった」とし、ルーカス・モウラの2点目については責任があるとした。
それでも、途中出場で入った本職がCBのビクトル・リンデロフのパフォーマンスが冴えなかったことをふまえると、悪くない選択だったと言えるかもしれない。
それよりもディフェンスラインではフィル・ジョーンズの評価が低く、上記3メディアではいずれもチーム最低タイとなる点数がついた。
評価が分かれた選手の一人はMFポール・ポグバ。『スカイ』と『ミラー』が低く評価した一方で、『メール』は「6.5」の高評価だった。「ビッグゲームでさらにステップアップしなければいけない」としつつも、前節の「ブライトン戦より良い姿勢だった」と記した。
各メディアそろって高評価だったのは、左サイドのルーク・ショー。『スカイ』は「5」をつけ、『メール』と『ミラー』は「7」としている。
いずれにしても、高評価も低評価も突出した選手はなく、チーム全体として不十分だったということは間違いない。名門ユナイテッドはここからどう立て直すだろうか。
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