F・トーレスがリーグ戦初ゴール
J1 第24節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、8月24日から同26日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第24節のベストイレブンを選出した。
ガンバ大阪との下位対決を制したサガン鳥栖からはフェルナンド・トーレスを選出。得点が欲しかった後半に小野裕二のゴールをお膳立てすると、続く59分には金崎夢生の得点をアシストするなどチームに2点をもたらし、86分には自身も得点を奪うなどさすがの実力を発揮して勝利に貢献した点を大きく評価している。また、苦しい時間帯もあったが粘り強く戦い、先制点を奪った後には試合をうまくコントロールしたマッシモ・フィッカデンティ監督を今節の最優秀監督としている。
V・ファーレン長崎に5-1と大勝した柏レイソルからは、質の高いクロスで2アシストを記録した小池龍太。久々の先発復帰で2ゴールと、起用に応えたクリスティアーノの2名を選出している。
浦和レッズを4-1で下し、怒涛の6連勝とした名古屋グランパスからも2名をピックアップ。丸山祐市はボールロストからピンチを招く場面もあったが、終始身体を張ったディフェンスでチームを鼓舞し、3点目の起点になった点を。ジョーは29分にPKを失敗するものの、その後持ち味の決定力を前面に押し出してハットトリックを達成した点をそれぞれ評価している。
アウェイでヴィッセル神戸を下した横浜F・マリノスからは前半に大きなミスを犯したが、徐々に調子を上げ完封勝利に貢献したドゥシャン。中盤の攻防で終始主導権を握った喜田拓也の2名を選出した。
清水エスパルスを下した北海道コンサドーレ札幌からは福森晃斗をピックアップ。セットプレー時には持ち味である精度の高いキックで相手の脅威となると、36分に同点ゴールをお膳立て。守備でも安定したプレーに終始し、勝利に貢献した点を大きく評価している。
その他にもビッグセーブ連発でチームに勝ち点1をもたらした湘南ベルマーレの秋元陽太。強烈なシュートを突き刺し90分間躍動したサンフレッチェ広島の稲垣祥。決勝ゴールをマークしただけでなく、中盤で試合をコントロールするなど抜群の存在感を放った川崎フロンターレの中村憲剛などを今節のベストイレブンとしている。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第24節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
秋元陽太(湘南)
▽DF
ドゥシャン(横浜FM)
丸山祐市(名古屋)
小池龍太(柏)
福森晃斗(札幌)
▽MF
喜田拓也(横浜FM)
稲垣祥(広島)
中村憲剛(川崎F)
クリスティアーノ(柏)
▽FW
ジョー(名古屋)
F・トーレス(鳥栖)
▽最優秀監督
マッシモ・フィッカデンティ(鳥栖)
明治安田生命J1リーグ第24節の結果は以下のとおり。
鹿島 1-1 磐田
柏 5-1 長崎
川崎F 1-0 仙台
清水 1-2 札幌
C大阪 0-1 広島
名古屋 4-1 浦和
神戸 0-2 横浜FM
湘南 0-0 FC東京
鳥栖 3-0 G大阪
【了】