アルビレックス新潟【写真:Getty Images for DAZN】
26日にJ2リーグ第30節の試合が行われ、アルビレックス新潟はアビスパ福岡と対戦し0-3の敗戦を喫した。監督交代を行なったものの状況は好転せず、泥沼の6連敗となっている。また、町田ゼルビアに0-1で敗れたFC岐阜も、屈辱の7連敗となった。
もはや、1年でのJ1復帰を目指すとは言えない状況になってきた。新潟は8月8日に鈴木政一前監督との契約を解除。片渕浩一郎ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることになったが、8月22日に正式に片渕浩一郎ヘッドコーチがトップチーム監督に就任すると発表した。19位からの浮上を狙った監督交代だったが、その効果は依然として成果にあらわれていない。
シーズン前半でJ2最下位だった愛媛FCは、間瀬秀一前監督に代わって川井健太監督が就任してから状況が一変。4連勝を達成するなどして勝ち点を積み重ね、第30節が終了した時点で17位まで浮上した。同様に京都サンガも監督交代と夏の補強後、ここにきて勝ち点3を積み上げる展開が増えている。
下位のチームが勝ち点を積み上げることで、連敗中の新潟や岐阜との勝ち点差が縮まってきた。京都やカマタマーレ讃岐に一つずつ延期試合があることを考えても、J2残留争いはより激化することになりそうだ。
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