オーストラリアのセントラル・コースト・マリナーズの練習に参加している元陸上金メダリストのウサイン・ボルトは、25日に行われたニューカッスル・ジェッツとの親善試合でベンチに入った。豪紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』などが伝えている。

　陸上競技を引退後、プロサッカー選手を目指してこれまで複数クラブの練習に参加してきたボルト。今月からはマリナーズでのトライアル参加が合意に達し、先週からチームに合流している。

　25日に行われたAリーグクラブ同士の親善試合ではチームに帯同し、ベンチに入った。だが出場の機会は与えられず、マリナーズでのデビューはお預けとなった。

　プレーする姿を見せることはなかったが、それでも観戦に訪れたファンの注目はボルトに集中していたようだ。多くのファンから写真撮影のためスマートフォンを向けられ、ボルトは笑顔で手を振って応じる様子を見せていたという。

　マリナーズの次の試合は今月31日に行われるセントラル・コースト選抜チームとの親善試合。クラブはこの試合の告知画像にボルトの写真を用いており、次こそはデビューの機会が訪れるのかもしれない。

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