ラウール・ゴンサレス氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリー下部組織の監督に就任したラウール・ゴンサレス氏は、“デビュー戦”で日本のガンバ大阪のユースチームと対戦してドローに終わった。スペイン紙『アス』が伝えている。
ラウール氏は自身もマドリー下部組織で育ち、トップチームでクラブの象徴的存在として活躍。クリスティアーノ・ロナウドに抜かれるまでクラブ歴代最多得点の記録を保持していたレジェンドだった。
2015年に現役を引退した現在41歳のラウール氏は、指導者としての新たな道を歩み始めようとしている。今季から、古巣マドリーのU-15チームにあたるカデーテBの監督に就任し、若手選手の指導にあたることになった。
その初舞台として、ラウール氏率いるマドリーは「マドリード・ユースカップ」に出場。G大阪のU-14チームと対戦した試合は、終了間際にマドリーが追いついての1-1のドローに終わったとのことだ。
続いてマドリーはアルコルコン戦を1-2で落とし、大会から敗退することになった。「監督デビューはどんな場合でも簡単なものではない。たとえ少年チームであっても」と『アス』はラウール監督のほろ苦デビューを伝えている。
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