アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは、このままアルゼンチン代表を引退する可能性もあるのかもしれない。リオネル・スカローニ暫定監督は、代表でのメッシの今後については「分からない」とコメントしている。
ロシアワールドカップを戦い終えたメッシは、大会後に代表チームでの活動を一時休止することを決断。今月17日には9月に行われる2試合の国際親善試合に向けた招集候補メンバーが発表されたが、やはりメッシの名前はなかった。
スカローニ暫定監督は21日の会見で、メッシの状況について説明している。アルゼンチン紙『クラリン』などが同監督のコメントを伝えた。
「メッシとは話をして、その結果として今回の試合に招集しなかった。正直に言って、未来に何が起こるのかについては話していない」とスカローニ監督。メッシの代表“復帰”の見通しについては明確にしなかった。
「彼が我々にとってどういう存在であるかは誰もが知っている。今後どうなるのか見てみよう。彼とは良い関係を築けており、非常に明確な話をすることができた。今回のメンバーにはいないが、今後については分からない」
ロシア大会ではベスト16敗退に終わり、悲願のワールドカップ優勝をまたも逃したメッシ。31歳となった同選手は、再びアルゼンチン代表のユニフォームに袖を通すのだろうか。
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