アーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏が、リベリア最高位の称号を受け取ることになった。21日に英メディア『BBC』が報じている。
現在、リベリアの大統領を務めているのは元サッカー選手のジョージ・ウェア氏だ。カメルーンのトネール・ヤウンデでプレーしていた1988年に、当時モナコで指揮官を務めていたヴェンゲル氏に誘われて、アフリカから欧州に活躍の場を移した。その後、パリ・サンジェルマンやミラン、チェルシーなどでプレーしている。
過去にウェア氏は「ヴェンゲルがいなければ今の自分はなかった」と発言したことがある。それだけ、恩を感じているようだ。それに加え、コロ・トゥーレなど多くのアフリカ人選手にチャンスを与え、アフリカのスポーツに貢献してきた。そういった経緯があり、「Humane Order of African Redemption」という、リベリア最高位の称号を受け取ることになったという。授賞式は8月24日に行われる予定だ。
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