ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランス1部のニースは、移籍を希望していたイタリア代表FWマリオ・バロテッリが同クラブに残留することを20日に発表した。
リバプールやミランで苦しい時期を過ごしたが、2年前に加入したニースで復活を果たし、イタリア代表にも復帰したバロテッリ。だがこの夏には他クラブへの移籍を希望し、パトリック・ヴィエラ監督も「ここに残ることはないだろう」と退団の見通しであることを認めていた。
移籍先としては香川真司の所属するボルシア・ドルトムントや酒井宏樹の所属するマルセイユのほか、イタリアのナポリやパルマなども候補に挙がっていたが、いずれも具体化することはなかった。
結局ニースは20日にツイッターの公式アカウントで、「バロテッリはニースを選んだ」と残留を発表。「イタリア代表FWはクラブ首脳陣に意志を表明した。3シーズン目を迎える。月曜夜に関係者全員が合意した」と述べている。
バロテッリは昨季終了後に、リーグアン終盤戦の試合でシミュレーションがあったとして出場停止処分を言い渡されていた。クラブは同選手が今週末のディジョン戦までを欠場し、31日の第4節リヨン戦から復帰できる見通しだとしている。
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