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ジェラード率いるレンジャーズ、戦わずしてELへ? 相手の露クラブにビザ問題

text by 編集部 photo by Getty Images

スティーブン・ジェラード
レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督【写真:Getty Images】

 スコットランドのレンジャーズが、ヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフで“不戦勝”となりグループステージに進出できる可能性が浮上している。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

 レンジャーズは昨季のスコティッシュ・プレミアリーグを3位で終え、EL予選1回戦からの出場権を獲得。元イングランド代表のスティーブン・ジェラード氏を新監督に迎え、順調に3回戦までのラウンドを突破してきた。

 グループステージ進出の懸かるプレーオフでは、昨季ロシア・プレミアリーグ6位のFCウファと対戦。現地時間23日にレンジャーズのホームでの1stレグが予定されているが、ウファの選手たちはこの試合を戦うために必要な英国の入国ビザをまだ取得できていないという。

 対戦カードの決定から期間が短いことに加え、ロシアと英国の関係悪化も影響しているとみられる。月曜日に決定が下される見通しだが、ウファが大会辞退を余儀なくされる可能性もあるようだ。

 ジェラード監督は、あくまでもピッチ上の戦いでグループステージ出場権を勝ち取りたいという姿勢。「彼らがビザを取得して、来ることができるよう願っている。(本拠地)アイブロックスが素晴らしい欧州の夜に盛り上がってほしいと思う」とコメントしている。

【了】

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