トルガン・アザールとアラサンヌ・プレア【写真:Getty Images】
現地時間19日にDFBポカール(ドイツ杯)1回戦の試合が行われた。ブンデスリーガ1部のボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)は、5部にあたるブレーメンリーガ所属のBSCハステットに「11-1」という驚異的なスコアで勝利を収めている。
実力差のあるカードも数多く組まれるドイツ杯1回戦では、大量得点の試合が生まれることも多い。19日の他の試合でもケルンが9-1、FW浅野拓磨がゴールを決めたハノーファーも6-0で勝利を収めている。
とはいえ、さすがに二桁得点は珍しい。一方のチームが11点を奪ったのは、2011/12シーズン1回戦のシャルケ以来7年ぶりとなった。当時DF内田篤人も所属していた(この試合にはベンチ入りしたが出場せず)シャルケは、8部のテニンゲンを11-1で下していた。
今回のボルシアMGの勝利がさらに異例なのは、3人もの選手がハットトリックを達成したことだ。プロサッカーの公式戦において1試合で3人が3ゴール以上を記録するというのは非常に珍しい。エデン・アザールの弟であるベルギー代表MFトルガン・アザールと、ブラジル人FWラファエウ、この試合が移籍後初の公式戦だったフランス人FWアラサンヌ・プレアの3人がそれぞれハットトリックを達成している。
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