チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表のMFエデン・アザールが今夏に移籍する意思がない事を表明した。
アザールはフランスのラジオ『RMCスポーツ』で「これまで多くの無意味な事が話されているが、自分自身は現状にとても満足している。移籍をする事はない。イングランドの移籍市場も既に閉まっているしね」と噂されているレアル・マドリーへの移籍を否定した。
「仮にクラブが私を放出するなら、彼らは代わりの選手を獲得していただろう。ファンは私を愛しているし、自分もチェルシーに居心地の良さを感じている」と改めてチェルシーでの生活に満足している事を強調した。
マドリーはFWクリスティアーノ・ロナウドを放出した事もありアザール獲得を狙っていると噂されていた。現地時間12日の英紙『エクスプレス』では同クラブは27歳のアタッカー獲得の為に1億5000万ポンド(約211億円)を提示したようだがチェルシー側はそのオファー拒否したと報じていた。
ロシアワールドカップに出場した事もありまだ本調子ではないアザール。今季のプレミアリーグではスタメン出場はなく合計43分しか出場していないが既に2アシストを記録している。チェルシーにとって最重要選手の残留宣言は2季ぶりのリーグ制覇に大きなアドバンテージになりそうだ。
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