ジャンルイジ・ブッフォンとマルクス・テュラム【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第2節の試合が現地時間18日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)がギャンガンにアウェイで3-1の勝利を収めた。PSGのGKジャンルイジ・ブッフォンは、この試合でかつてのチームメートの息子と対戦することになった。
ブッフォンは今夏にユベントスからPSGへ移籍。40歳にして初めてイタリア国外でのプレーを開始し、PSGでもレギュラーとしてここまでスーパーカップとリーグ戦2試合でゴールを守っている。
第2節で対戦したギャンガンでは、昨季から在籍するU-20フランス代表のFWマルクス・テュラムが出場。21歳のマルクスは、かつてブッフォンとチームメートとしてプレーしていた元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子である。
ブッフォンは1995/96シーズンにパルマでプロデビューし、翌シーズンにリリアン氏が加入。両者は元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ氏らとともに、当時強豪チームだったパルマの守備を支えた。ブッフォンとリリアン氏はともに2001年にユーベへ移籍し、2006年に後者がバルセロナへ移籍するまで合計10年間にわたって同じチームで戦った。
マルクス・テュラムが生まれた1997年8月は、ブッフォンとリリアン氏がパルマでチームメートになって1年後のことだった。それから21年を経ていまだ現役を続行しているブッフォンは、かつての戦友の息子と公式戦で対戦。試合後には抱擁を交わし、ユニフォームを交換していた。
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