レバンテ時代のダビド・バラル【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグの試合が18日に行われ、徳島ヴォルティスがモンテディオ山形に5-1の勝利を収めた。徳島のスペイン人FWバラルは一人で4ゴールを記録している。
夏の移籍市場で加入したバラルはJ2デビュー3試合目。前半32分に移籍後初ゴール、その5分後にもPKで2点目を加えたのに続き、後半終了間際にもさらに2ゴールを追加した。
J2での1試合4ゴールは2013年の宇佐美貴史(ガンバ大阪)以来5年ぶり。20年間の歴史でわずか12例目であり、徳島の選手としてはJリーグで初の快挙となった。
バラルの活躍には母国スペインのメディアも注目している。大手紙『マルカ』は「バラルが日本でゴール祭り」と報じ、『エル・デスマルケ』も「バラルが日本での初ゴール含む見事な活躍」と動画とともに伝えた。
現在35歳のバラルは、リーガエスパニョーラ1部でのシーズン二桁得点も2回記録するなど実績豊富な選手。昨季は2部のカディスで28試合に出場して6ゴールを記録していた。
スペインメディアではヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタやサガン鳥栖のフェルナンド・トーレスの動向が毎節報じられ、先日は徳島のMFシシーニョの“日本語力”も話題となっていた。スペイン人選手たちの活躍を通してJリーグへの注目度が強まっている。
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