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マンU所属の22歳MF、ブラジル代表初招集。ある理由で“100年ぶり”の珍事に

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレアス・ペレイラ
アンドレアス・ペレイラ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFアンドレアス・ペレイラは、17日にブラジル代表への初招集を受けた。ブラジル国外で生まれた選手の代表入りは実に“100年ぶり”であり、歴史上わずか4例目のことだという。

 現在22歳のペレイラはベルギー生まれ。U-17までのベルギー代表にも招集されていたが、父親がブラジル人であるためブラジル代表入りの資格も有し、2015年のU-20ワールドカップにはブラジル代表として出場した。

 2014年にトップチームにデビューしたユナイテッドではこれまであまり出場機会を得られていなかったが、過去2年間はスペインのグラナダとバレンシアにレンタルされてコンスタントにプレー。ワールドカップ後の若返りを目指す新生ブラジル代表への招集を受けることになった。

 ブラジル『グローボエスポルチ』によれば、ブラジル国外で生まれた選手の代表入りは実に1918年1月以来100年ぶりのことだという。過去にはイングランド生まれのFWシドニー・パレン、ポルトガル生まれのGKカゼミーロ・ド・アマラウ、イタリア生まれのMFフランシスコ・ポリセの3人が20世紀初頭にブラジル代表でプレーしたことがあった。

 ブラジル代表は9月7日にアメリカ代表と、同11日にエルサルバドル代表との親善試合を行う。ペレイラは歴史的な代表デビューを飾ることができるだろうか。

【了】

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