トッテナムの新スタジアム【写真:トッテナム・オフィシャルサイトのスクリーンショット】
トッテナムが新スタジアムによって大きな問題を抱えている。「第3のホーム」が必要になる可能性があると、14日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
9月15日のリバプール戦でお披露目される予定だったが、安全上の重大な問題が発覚したとして新スタジアムのオープン日が延期された。トッテナムはウェンブリー・スタジアムを使用できるオプションを持っているため、9月15日のリバプール戦と10月6日のカーディフ戦はウェンブリーで開催する予定。
安全上の重大な問題が早期に解決しても、本格的に使用する前に試運転が必要となる。そのため、早くて10月28日のマンチェスター・シティ戦から新スタジアムが使用される予定だ。ただ、シティ戦にも間に合わなかった場合、厳しい選択を迫られることになる。
同紙によると、3つの案があるという。1つ目はウェンブリーを使用する案。ただし、同日にNFLの試合が予定されており、スケジュール的には実現が難しい選択肢のようだ。
2つ目はシティのホームスタジアムであるエティハド・スタジアムを使用する案。ただ、試合結果に影響を与えるためプレミアリーグが同意する可能性は低いとのこと。
3つ目は「第3のホーム」を使用する案。新スタジアムとウェンブリー以外のスタジアムを見つけ、プレミアリーグから許可を得なければならないが、3つの選択肢の中で一番実現可能な案だという。仮にトッテナムが「第3のホーム」を使用した場合、プレミアリーグ史上初めて1シーズンで本来のホームスタジアムとは異なるスタジアムを2つ使用したチームになるようだ。
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