韓国代表のソン・フンミン【写真:Getty Images】
U-23韓国代表のオーバーエイジ選手としてアジア大会に臨むFWソン・フンミンは、若い選手たちをけん引してチームを優勝に導きたいという意欲を語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
アジア大会はU-23年代の大会だが、各チームは3人までのオーバーエイジ選手をメンバーに含めることができる。韓国はA代表のエースでもあるトッテナム所属のソン・フンミンをその一人として招集した。
ソン・フンミンがアジア大会に出場するのは、自身の兵役免除を目指すこともひとつの理由となる。欧州でプレーを続けるためには、今大会での金メダル獲得を通して兵役免除を受けなければならない。
「若いチームメートたちと仲良くやらなければいけない。まずは彼らに歩み寄ってアドバイスを与えるつもりだ。チームメートたちが最高のプレーをできるよう助けるのが僕の仕事だ」とソン・フンミン。「オーバーエイジ選手として、より責任があると感じている。良い試合をしなければならない」と意気込みを示した。
前回大会王者でもある韓国は優勝候補の一角となるが、ソン・フンミンに油断はない。「僕らがワールドカップでドイツを破ったように、アジアの他のチームに敗れることもあり得る。サッカーは11人の選手たちが戦うスポーツだ。集中しなければならない」
韓国は15日にバーレーンとの初戦を戦う。その後は17日にマレーシア、20日にキルギスとの対戦が予定されている。
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