モナコのケイタ・バルデ・ディアオ【写真:Getty Images】
インテルは、モナコに所属するセネガル代表FWケイタ・バルデ・ディアオを獲得することがほぼ確実となったようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が12日付で伝えた。
ケイタはラツィオの下部組織からトップチームにデビューし、セリエAで通算100試合以上に出場。2016/17シーズンにリーグ戦16ゴールを挙げる活躍を見せたあとモナコへ移籍した。昨季のモナコでは公式戦33試合に出場して8得点11アシストを記録している。
インテルへの移籍に近づいていることがここ数日報じられていたが、13日には正式決定に至る見通し。ケイタはすでに12日夜にミラノに到着しているとのことだ。
移籍の形は買い取りオプション付きレンタルとなることが見込まれている。レンタル料として500~600万ユーロ(約6億3000万~7億5000万円)が支払われ、完全移籍の場合の移籍金は3000万ユーロ(約37億6000万円)に設定されるとみられる。
ケイタのインテル移籍が実現するかどうかは、インテルのイタリア代表FWアントニオ・カンドレーバがモナコへの移籍に応じるかどうか次第との見方もあった。だが『ガゼッタ』によればケイタのみの移籍で決着する見通しであり、カンドレーバは現時点では残留が濃厚だという。
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