イニエスタの華麗なゴールに日本中が驚き
J1 第21節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、8月10日から同11日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第21節のベストイレブンを選出した。
ホームでジュビロ磐田と対戦したヴィッセル神戸からはアンドレス・イニエスタとティーラトンをピックアップ。前者は15分に華麗なボールコントロールからゴールを決め、別格のパフォーマンスをみせた点を、後者は体を張ったディフェンスで相手の攻撃をストップさせ、攻撃時には果敢なオーバーラップで前線に厚みを加えるなど攻守において躍動した点をそれぞれ評価している。
湘南ベルマーレに勝利し、連敗を止めた横浜F・マリノスからは決定機を阻止し、9試合ぶりのクリーンシートに貢献した飯倉大樹。先制点の起点となり、中盤でパスを散らしながらリズムを生んだ扇原貴宏の2名を選出している。
鹿島アントラーズを4-2で下した名古屋グランパスからは69分にPKを献上するも、2得点でチームを勝利に導いた金井貢史。全4得点に絡むなど眩い輝きを放った前田直輝の2名を選出した。また、自分たちのスタイルを貫き多くのサポーターが詰めかけたスタジアムに花を添えた風間八宏監督を今節の最優秀監督とした。
首位・サンフレッチェ広島からは堅守を支える水本裕貴をベストイレブンに。今節も90分集中した守りで無失点に貢献した点を大きく評価している。
ガンバ大阪のアデミウソンは後半ATに貴重な勝ち越し弾を決め、チームに9試合ぶりの勝利を届けた点を。川崎フロンターレの小林悠は1ゴール、1アシストで勝利に貢献した点をそれぞれ評価し、選出している。
その他にも決勝ゴールをマークしたサガン鳥栖の高橋秀人、粘り強いディフェンスで柏レイソルの攻撃陣を沈黙させたベガルタ仙台の板倉滉などを今節のベストイレブンとしている。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第21節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
飯倉大樹(横浜FM)
▽DF
板倉滉(仙台)
水本裕貴(広島)
金井貢史(名古屋)
ティーラトン(神戸)
▽MF
高橋秀人(鳥栖)
アンドレス・イニエスタ(神戸)
扇原貴宏(横浜FM)
前田直輝(名古屋)
▽FW
小林悠(川崎F)
アデミウソン(G大阪)
▽最優秀監督
風間八宏(名古屋)
明治安田生命J1リーグ第21節の結果は以下のとおり。
G大阪 2-1 FC東京
札幌 1-1 C大阪
清水 1-2 川崎F
名古屋 4-2 鹿島
柏 0-2 仙台
湘南 0-1 横浜FM
神戸 2-1 磐田
広島 2-0 長崎
鳥栖 1-0 浦和
【了】