ユベントスに加入したクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノは、ユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウドがセリエAで40ゴールを記録して得点王に輝くと予想している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が11日付でインタビューを伝えた。
レアル・マドリーでは毎年のようにゴールを量産し、リーグ戦での40ゴール超えも9年間で3回あったC・ロナウド。新天地イタリアでもそのゴールラッシュを継続できるのかどうか注目が集まる。
マドリーでのプレー経験もあるカッサーノは、7連覇中のユーベが今季も優勝するかどうかとの質問に「(C・ロナウドの契約期間である)2022年までは確実」と返答。C・ロナウドの得点数は「40点」として、得点王争いの上位3人にはC・ロナウドとミランのゴンサロ・イグアイン、ローマのエディン・ゼコを挙げている。
33歳のC・ロナウドを獲得するためにユーベは1億ユーロ(約130億円)を支払ったが、取引で得をしたのはマドリーではなくユーベの方だとカッサーノは主張。「スポーツ面でも経済面でも十分に元が取れる。ゴールを決めて結果は出るだろうし、ユニフォームなどの収入も計算できる」と語った。
しかし、C・ロナウドは「世界で2番目の選手」であり、「1番が(リオネル・)メッシなのは変わらない」とカッサーノ。チャンピオンズリーグではユーベは優勝候補ではなく、「バルセロナが勝つだろう」と予想している。
現在フリーのカッサーノ自身はオファーを待っており、セリエAに昇格した古巣パルマへの加入を第一希望としている。「ロナウドと対戦するのに間に合うことを願いたい」と新天地決定への期待を口にしている。
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