マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ開幕戦が現地時間10日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがレスター・シティに2-1の勝利を収めた。だがユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はクラブの補強に不満な様子を見せている。
今季プレミアリーグでは、8月末まで移籍市場が開いていた従来とは異なり、開幕前の9日で移籍市場が終了。モウリーニョ監督は特に新たなセンターバックの補強を希望していたとみられ、メディアでは様々な新戦力候補が噂となっていたが、結局誰も獲得できないまま開幕を迎えた。
「何ヶ月もプランを練っていたが、移籍市場が閉まってプレミアリーグ開幕を迎えることになり、こうなるとは思っていなかった状況にある」とモウリーニョ監督は試合後に英『スカイ・スポーツ』にコメントし、現状に不満な様子を見せた。
「我々以上の投資を行うチームとの対戦だ。彼ら(レスター)は我々よりも金を使った。プレミアリーグでは自分たちと同じクオリティーの選手たちを揃えたチームと対戦することに慣れていかなければならない」と話しており、他クラブの補強を羨んでいるようだ。
今夏にユナイテッドが補強したのはDFディオゴ・ダロト、MFフレッジ、GKリー・グラントの3人のみで、レスターとの開幕戦に出場したのはフレッジだけだった。少なくとも1月までは、昨季とほぼ変わらない陣容で戦っていかなければならない。
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