スタジアム命名権をめぐる問題も
迷走を続けるオーナーのマイク・アシュリーには度々反対運動が巻き起こる【写真:Getty Images】
2011年、オーナーのマイク・アシュリー氏はセント・ジェームズ・パークの命名権を売却しようと試みた。ところが手を挙げる者はおらず、結局自らが経営するスポーツ量販チェーンの名前を冠して宣伝効果向上を狙い、歴史あるスタジアムは「スポーツ・ダイレクト・アリーナ」に。
すると地元のファンたちは当然猛反発。最終的には約1年後の2012年11月にニューカッスルのメインスポンサーでもある金融企業「Wonga(ウォンガ)」が命名権を取得し、自社名をつけるのではなく「セント・ジェームズ・パーク」という名前をつけ直した。
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