意外にもあった日本との縁
2012年ロンドン五輪の第2戦。永井謙佑の爆走ループシュートはまだ記憶に新しい【写真:Getty Images】
セント・ジェームズ・パークは1966年のイングランドワールドカップでは開催会場になれず、1996年のEUROが初めての国際大会だった。イングランド代表も基本的にはウェンブリー・スタジアムを本拠地としているため、最近では建て替え工事中の一部の試合でしか使用していない。最後にA代表が試合をしたのは2005年3月のドイツワールドカップ欧州予選アゼルバイジャン戦だった。
ただ、意外にも日本との縁がある。2012年にベスト4入りを果たしたロンドン五輪のグループリーグ第2戦、関塚隆監督に率いられた日本代表はモロッコ代表に1-0で勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めた。永井謙佑が爆発的なスピードで相手ディフェンスをぶっちぎり、GKの頭上を越すロングループシュートを決めた、あの試合が行われた会場だった。
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