アトレティコ・マドリーのケビン・ガメイロ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントはアトレティコ・マドリーに所属するFWケビン・ガメイロに関心を持っているようだ。8日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙ではドルトムントは2300万ユーロ(約30億円)のオファーを提示したと伝えている。ガメイロ本人はスペイン国内での移籍を望んでいるようだが、クラブ側はライバルクラブに放出する事に難色を示しており実現は困難な状況だ。
31歳のガメイロはアトレティコで通算82試合に出場し27ゴールを挙げている。しかしディエゴ・シメオネ監督はジエゴ・コスタとアントワーヌ・グリーズマンをスタメンで多く起用している事もあり、2020年まで契約を結ぶガメイロがベンチを温める可能性が高いと予想されている。
ドルトムントとしてもストライカーの確保は今夏の重要事項かもしれない。昨季の冬の移籍期間でピエール=エメリク・オーバメヤンをアーセナルに放出した。代わりにレンタルで獲得したミチ・バチュアイもシーズン終了後にチェルシーに復帰した事もあり点取り屋は欲しいところだろう。
なお7日にブラジルメディア『フォックス・スポーツ』ではドルトムントのスカウト陣がブラジル1部のフルミネンセに所属する21歳のブラジル人FWペドロを現地視察したと報じている。
果たして今季のドルトムントのストライカーはどの選手が務める事になるのだろうか。
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