チェルシーのティボー・クルトワ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワは、レアル・マドリーへの移籍を望む姿勢を明確にし、2日連続で練習を欠席しているという。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
この夏の移籍市場を通し、マドリーが獲得に動いていることが報じられ続けてきたクルトワだが、決定には至らず。プレミアリーグの移籍市場は8月9日で終了するため、チェルシーが代役を獲得する時間を考えれば、クルトワの移籍が成立するかどうかは今後2日がラストチャンスになるとみられている。
代理人によれば、クルトワ自身はマドリー移籍を望んでいることをチェルシーに伝えているという。クラブに対してさらに自身の姿勢を明確にするためか、6日に続いて7日の練習も欠席したと報じられている。
クルトワのマドリー行きが実現するかどうかは、チェルシーが代役を確保できるかどうか次第かもしれない。英国やスペインのメディアでは様々な候補が挙げられている。
『スカイ・スポーツ』は、ストーク・シティのイングランド代表GKジャック・バトランドがチェルシーのメインターゲットだと伝えた。『テレグラフ』紙はセビージャのセルヒオ・リコも候補だとしている。
スペイン紙『アス』は、アスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガやアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクがクルトワの代役候補と伝えている。同紙によればチェルシーはケパの契約解除金に設定された8000万ユーロ(約103億円)を支払う意志があるという。
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