バーンリーへの移籍が決定したジョー・ハート【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属していた31歳のGKジョー・ハートは、プレミアリーグのバーンリーへ完全移籍することが決定した。7日に発表が行われている。
バーンリーとの契約期間は2年間。移籍金は非公表とされているが、英メディア『スカイ・スポーツ』などは350万ポンド(約5億円)と伝えている。
シティとイングランド代表の正守護神としてプレーしていたハートだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任後はポジションを失い、2016/17シーズンはトリノへ、昨季はウェスト・ハムへレンタル移籍。だがイングランド代表からは外れ、ロシアワールドカップ出場を逃してしまった。
バーンリーはワールドカップの最終メンバーに選ばれたニック・ポープと、予備招集メンバーに含まれていたトム・ヒートンという2人のイングランド代表GKを擁しており、激しいポジション争いが予想される。だがポープとヒートンはともに負傷しており、今週末のプレミアリーグ開幕戦ではハートがさっそく起用されることが見込まれている。
バーンリーは昨季のプレミアリーグで7位と躍進し、ヨーロッパリーグ予選の出場権を獲得。12日に行われるプレミアリーグ開幕戦では吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦する。
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