ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
日本代表FW武藤嘉紀が加入したニューカッスルの選手たちは、ここ数日メディアへの対応を拒否しているという。英『BBC』などが伝えている。
シーズン開幕に向けて準備を進めているニューカッスルは、先週水曜日にはポルトガルのブラガと、土曜日にはドイツのアウクスブルクとの親善試合を行った。だが選手たちは試合後にメディアからのインタビューに応じなかった。
また、月曜日には今季のテレビ放送でスタメンの発表の際に用いられる各選手の映像の撮影が予定されていた。だがニューカッスルの選手たちはその撮影にも応じなかったという。
選手たちのこの行動の理由は、クラブとの間で今季の成績に応じたボーナスについての合意が得られていないことにあるようだ。メディアとの関係自体に問題はないが、クラブへの抗議を表すためメディア対応の“ストライキ”を行っているという。
ニューカッスルはブラガに0-4で大敗を喫し、アウクスブルクにも0-1で敗れた。ラファエル・ベニテス監督は「ピッチ外でうまくいっていないことがある。それがピッチ内にも反映されている」とブラガ戦後にコメントしていた。
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