フォルトゥナ・デュッセルドルフの宇佐美貴史【写真:Getty Images】
6日付けの独メディア『エキスプレス』はフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表のFW宇佐美貴史を特集している。
現地時間4日、デュッセルドルフはアウクスブルクから宇佐美をレンタルで獲得した事を発表した。また同日に開かれたシーズン開幕を控えたお披露目会に出席した宇佐美は「この街、このクラブに再び戻って来ることが出来てとても幸せです」と多くのサポーターの前で心境を語った。
そんな宇佐美だが開幕スタメンの道のりは険しいと同メディアは分析している。デュッセルドルフの開幕戦は今月25日、約3週間しか時間がない事を理由に挙げている。
5日にチーム練習に合流した宇佐美だが個人練習のみで全体練習には参加しなかった模様だ。フリートヘルム・フンケル監督も「タカには準備期間が不足している。彼はチームのキャンプに参加していなかった。まずはチームが行ってきたランニングメニューを消化しなければならない」と調整遅れを指摘している。
ライバルとされるベニト・ラマン、ドディ・ルケバキオは順調なキャンプを過ごしている事もあり宇佐美が開幕戦のメンバーに名を連ねるには急ピッチでコンディションを整える必要があるようだ。
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