ドイツ代表のマリオ・ゴメス【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトに所属する33歳のFWマリオ・ゴメスは、ロシアワールドカップを最後にドイツ代表から引退することを表明した。
ゴメスは5日にフェイスブックの公式アカウントでファンに向けたメッセージを投稿。その中で、「若く才能ある選手たちに夢を叶える機会を与えるべき時が来た」と、後進に道を譲るため代表から退くことを明らかにした。
負傷の影響で2014年ワールドカップ出場を逃したゴメスだが、ロシア大会はメンバー入り。グループリーグ3試合に交代出場し、スウェーデン戦ではマルコ・ロイスの同点ゴールをアシストして勝利に貢献したが、最終節の韓国戦に敗れたドイツはまさかのグループ敗退に終わった。
ゴメスは2007年に21歳でドイツ代表にデビューし、通算78試合に出場して31ゴールを記録。2010年と2018年のワールドカップ2大会と、EURO3大会に出場した。
所属クラブでは引き続き活躍を続けていくことに意欲を見せている。体力テストの結果、肉体年齢が「23歳」と診断されたとして、「クリスティアーノ・ロナウドに続いて2人目だ」と述べている。ゴメスと同じ33歳のC・ロナウドは、ユベントス加入時のメディカルチェックで肉体年齢「20歳」という結果が出たと報じられていた。
代表復帰への道も、完全には閉ざしていない。「2年後のEUROで監督が僕を必要とする何らかの理由があり、コンディションが本当に良いと感じられたとすれば、もちろん準備はしておく」とも述べている。
【了】