アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のアンデルレヒトに所属するMF森岡亮太は、今季初めてベンチ入りメンバーに名を連ねながらも、スタンドからの観戦を余儀なくされたようだ。
今年1月にベルギーの名門アンデルレヒトに加入し、背番号「10」を与えられて活躍を見せた森岡。だが今季はプレシーズンから出場機会を得られず苦戦し、リーグ開幕戦ではベンチメンバーに入ることもできなかった。
現地時間5日に行われた第2節のオーステンデ戦では、森岡はベンチメンバーに名を連ねた。クラブが公式ツイッターで試合前にメンバーを発表した際にも、森岡の名前は控え選手の中に含まれていた。
だが『アンデルレヒト・オンライン』が伝えるところによれば、森岡は試合直前に実際のベンチ入りメンバーからは外れたという。「ウォームアップを終えたあと観客席に座らなければならなかった」と同メディアは述べている。
森岡はオフを終えてチームに合流した際にコンディション調整が遅れており、そのためにハイン・ヴァンハーゼブルック監督との関係が悪化したとみられる。同監督は先日、森岡がそのことについて「失敗を犯したことに気がついた」として関係修復を示唆していた。今後の試合で出場機会を得ることはできるだろうか。
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