メルボルン・ビクトリー加入が決定した本田圭佑【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーは6日、メキシコのパチューカを退団してフリーとなっていた本田圭佑と契約を交わしたことをクラブ公式サイトで発表した。
本田との契約については、「メルボルン・ビクトリーの歴史上最大の契約になる」と表現されている。事前に報じられていた通り、本田はサラリーキャップの枠外となる「マーキー・プレーヤー」として契約を交わし、費用面でオーストラリアサッカー連盟からの支援を受けての契約になるとのことだ。
クラブは本田の経歴について紹介し、「メルボルンに加入する最大のスター選手」「クラブレベルでも代表レベルでも成功を収めてきた本物のワールドクラス」と絶賛。「Aリーグとメルボルン・ビクトリーへの世界的な関心を引き起こす」と期待されている。
「言うまでもなくケイスケはトップレベルで継続的に力を証明し続けてきた。メルボルンで何をしてくれるのか楽しみだ。ワールドクラスの能力をもたらし、ファイナルサードで大きな柔軟性を提供してくれる」とケビン・マスカット監督は歓迎のコメントを述べている。
2017/18シーズンのAリーグ王者であるメルボルン・ビクトリーは2019年AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグの出場権も獲得しており、Jリーグクラブとも対戦する可能性がある。「ACLでの戦いでも、もちろん彼がいることはプラスになる」と指揮官はコメントしている。
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