ボルシア・ドルトムント移籍が決定的となったアクセル・ヴィツェル【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは中国スーパーリーグ天津権健に所属するベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェルと契約合意に達したようだ。5日付けの独紙『ビルト』が報じている。
ヴィツェルに対しドルトムントが天津権健に2000万ユーロ(約26億円)の契約解除金を支払う事で合意した模様だ。なお2022年までの契約で年俸1000万ユーロ(約13億円)なると同紙では伝えている。
ヴィツェルに関してはこれまで情報が二転三転していた。先月29日、ベルギーメディア『RTBF』はヴィツェルが30日にドルトムントのメディカルチェックを受ける事になると報じていた。しかし1日付けの独紙『レヴィアシュポルト』によるとヴィツェルはメディカルチェックに現れなかったと伝えていた。
また天津権健のパウロ・ソウザ監督は中国メディア『CGTN』で「ヴィツェルの件について本人からもクラブからも何も聞いていない。移籍が成立する事はないだろう」と見解を述べていた。
ベンフィカやゼニトでプレーしていたヴィツェルは2017年から天津権健でプレーしこれまで47試合に出場している。またベルギー代表としてロシアワールドカップに6試合出場し同国史上最高となる3位獲得に大きく貢献した。
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