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名古屋、G大阪との“下位対決”を逆転で制し2連勝。ジョーが初ハットトリック

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ジョー
名古屋グランパスのジョー【写真:Getty Images for DAZN】

【名古屋グランパス 3-2 ガンバ大阪 J1第20節】

 明治安田生命J1リーグ第20節の試合が5日に行われ、名古屋グランパスとガンバ大阪が対戦した。

 開幕2連勝以来白星がなく、最下位に沈んでいた名古屋だが、前節は16試合ぶりに白星を挙げることに成功。G大阪も16位に低迷しており、残留を目指す両チームによる重要な直接対決となった。

 前半はアウェイのG大阪が優位に試合を進める。20分には藤本淳吾がエリア内に侵入し、玉田圭司に倒されてPKを獲得。これをアデミウソンが決めて先制点を奪う。

 さらに37分、オ・ジェソクからのクロスに左足で合わせた藤本が自ら追加点。G大阪が2点をリードして前半を折り返した。

 だが後半は名古屋が反撃。その中心となったのは大物外国人FWのジョーだった。61分には自らファビオに倒されて獲得したPKを決めて1点を返す。

 79分には前田直輝の左サイドからのクロスにジョーが合わせて同点に。そしてその5分後、ガブリエル・シャビエルが競り合ったボールからジョーが右足で決め、ハットトリックを達成するとともに逆転に成功した。

 そのまま試合は終了し、名古屋は2連勝。G大阪とはわずか1ポイント差に迫っている。ジョーは日本で初のハットトリックを達成し、二桁の10得点に乗せた。

【得点者】
22分 0-1 アデミウソン(G大阪)
37分 0-2 藤本淳吾(G大阪)
61分 1-2 ジョー(名古屋)
79分 2-2 ジョー(名古屋)
84分 3-2 ジョー(名古屋)

【了】

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