バルセロナのリカルド・プーチ【写真:Getty Images】
インターナショナルチャンピオンズカップの試合が現地時間4日に行われ、ミランがバルセロナに1-0の勝利を収めた。この試合でバルサのMFリカルド・プーチが見せたプレーにスペインメディアなどから称賛が集まっている。
バルサ下部組織出身のプーチは現在18歳。昨季にはバルセロナBにデビューし、今季のプレシーズンはトップチームに帯同している。トッテナム戦、ローマ戦の交代出場に続いて、ミラン戦でも後半開始から出場した。
終了間際の失点で試合には敗れたバルサだが、18歳の新星が見せたパフォーマンスは絶賛されている。スペイン紙『マルカ』は「センセーションだった」「この試合で最も目を引く存在だった」と記した。
ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾも、「リキ・プーチはスペクタクルだった」と相手選手を称賛。「まだ子供のような面影のある若い選手たちのボール扱いに驚かされる。彼らには共通した意識がある。少し羨ましいほどだ」とバルサの若手選手たちを称える試合後のコメントを『アス』紙が伝えている。
現役時代にミランで活躍し、清水エスパルスでのプレー経験もあるダニエレ・マッサーロ氏もバルサの18歳に衝撃を受けたようだ。現在ミランのマーケティング部門で仕事をする同氏は、プーチについて「新しいイニエスタかもしれない」とコメント。ヴィッセル神戸へ移籍したレジェンドと比較している。
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