クラレンス・セードルフ氏とパトリック・クライファート氏【写真:Getty Images】
カメルーンサッカー連盟は4日、同国代表チームの新監督にオランダのクラレンス・セードルフ氏、アシスタントコーチにパトリック・クライファート氏が就任することが決定したと発表を行った。
アフリカ勢最多の7回のワールドカップ出場を誇り、「不屈のライオン」の愛称で知られるカメルーン代表だが、ロシアワールドカップはアフリカ予選で敗退して出場ならず。新監督候補としてはスウェーデンのスベン・ゴラン・エリクソン氏とも交渉を行っていると報じられていた。
現在42歳のセードルフ氏は2014年に現役を引退し、そのまますぐにミラン監督に就任。本田圭佑も在籍していたチームを半年間率いた。その後は中国のクラブでも指揮を執ったあと、今年2月からはスペインのデポルティボを率いたが、シーズン終了後に退任していた。
アシスタントを務めるのは、オランダ代表で長年チームメートとしてプレーした盟友クライファート氏。指導者としてはこれまでオランダ代表や国内クラブのアシスタントコーチ、キュラソー島代表監督などを経験している。
来年夏にはアフリカの大陸選手権であるアフリカ・ネーションズカップがカメルーンで開催される。母国開催の大会で、前回大会の優勝に続いての連覇を狙うことがセードルフ監督の最初の大きな目標となる。
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