日本代表の武藤嘉紀【写真:Getty Images】
プレミアリーグのニューカッスルに加入することが決定した日本代表FW武藤嘉紀は、クラブ公式テレビ『NUTV』のインタビューに答え、ロシアワールドカップでの経験についても振り返っている。
ドイツのマインツで3年間を過ごした武藤は、ワールドカップ本大会に臨む西野ジャパンのメンバーに選出された。だが本大会ではグループリーグ最終節のポーランド戦1試合に出場したのみ。1点をリードされた82分に消化不良のままベンチに下がることになった。
2日に移籍が正式決定した新天地での初インタビューに応じた武藤は、そのロシア大会についての質問にも回答。「ワールドカップは自分自身、全ての試合に出れたわけではないので、少し悔しいところもありました」と正直な思いを述べている。
それでも、世界の舞台での戦いを通して得られたものもあったと感じているようだ。「やっぱりワールドカップの経験、あの雰囲気を感じることができたというのは、必ず自分にとって素晴らしい経験になったと思いますし。だからこそ自分が足りなかったところだったり、まだまだできるところを伸ばしていかないといけないかなと思いました」
ブンデスリーガで心身ともに成長し、イングランドでの挑戦に臨む準備ができたと感じている様子の武藤。ワールドカップでの悔しさも糧に、新たな舞台で躍動する姿を見せることができるだろうか。
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