ティボー・クルトワ、レアル・マドリー移籍は?【写真:Getty Images】
チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワは、レアル・マドリーへの移籍を望む姿勢を明確にしている。英メディア『スカイ・スポーツ』などが代理人によるコメントを伝えた。
チェルシーの正守護神を務め、ベルギー代表としてもロシアワールドカップで3位の好成績に大きく貢献したクルトワ。マドリーが獲得に動いていることが盛んに報じられており、合意に達したとの一部報道もあったが、決定には至っていない。
かつてアトレティコ・マドリーでプレーしていたクルトワは、家族がマドリードに居住していることもあり、移籍を熱望しているという。代理人のクリストフ・ヘントレイ氏は、マドリーからのオファーに応じるようチェルシーに呼びかけている。
「彼はクラブに対して態度を明確にしている。彼にとって一番の選択はマドリードへ移籍することだ」とヘントレイ氏。「家族の近くにいたいと思っているからこその大きな決断だ。オファーはあるので、あとはチェルシーが受け入れるかどうかだ」
チェルシーはクルトワの移籍金として3200万ポンド(約46億円)を要求しているとみられている。プレミアリーグの今年の移籍市場は8月9日で閉じるため、チェルシーが代役を補強する時間を考えれば今後の数日がマドリーにとってクルトワ獲得のラストチャンスとなるかもしれない。
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