ベティスの乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン1部のベティスに加入した日本代表MF乾貴士は、現地時間3日に行われたボーンマスとの親善試合で実戦デビューを飾った。
乾は3年間在籍したエイバルを退団し、昨季リーガエスパニョーラ6位のベティスへ移籍。先月日本国内で入団会見を行い、その後スペインへ渡って新チームに合流していた。
プレシーズンの準備を進めているベティスは3日に行われた試合でプレミアリーグのボーンマスと対戦。乾はチームが1点リードで迎えた70分から交代出場し、ベティスで初の実戦を経験した。
20分あまりのプレーでゴールに絡むことはできなかった乾だが、軽快なパスワークに参加するプレーや、ペナルティーエリア手前でファウルを誘って相手にイエローカードが出る場面もあった。試合は後半アディショナルタイムにも1点を追加したベティスが2-0で勝利を収めている。
現地メディアでは、同じくこの試合でデビューしたポルトガル代表MFウィリアン・カルバーリョとともにまずまずの評価を得ている。『エスタディオ・デポルティボ』は「カルバーリョと乾が早くもベティスの選手として輝く」、『エル・デスマルケ』も両者が「クオリティーの片鱗を見せた」と伝えた。
英国遠征中のベティスは、現地時間4日にもプレミアリーグ昇格組のカーディフ・シティと対戦が予定されている。
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