ローマが発表したバルセロナ側のスタメン【写真:ローマ公式ツイッターのスクリーンショット】
現地時間7月31日にインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)が行われ、ローマはバルセロナと対戦。
試合前にローマは自分たちのチームのスタメンとバルセロナのスタメンを発表した。しかし、その中にバルセロナに所属するマルコムの名前は記載せず。数日前に起きた“強奪劇”に、まだ不満を持っているようだ。
事の発端は、ボルドー側の心変わりにある。現地時間23日にローマがマルコム獲得に関する合意を発表。移籍金3600万ユーロ(約46億9000万円)でクラブ間合意し、翌日にもメディカルチェックと最終交渉を行う予定だった。しかし、直前になってバルセロナがローマよりも良い条件のオファーを提示。これを受けて所属元のボルドーが心変わりし、マルコムに出発許可を出さなかった。
マルコム横取りの噂が流れてから獲得発表するまで24時間経たないうちにバルセロナが移籍金4100万ユーロ(約53億3000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億円)でマルコムを獲得したと発表。この一連の流れに怒りを覚えたローマ側は、訴訟を検討しているとの情報もある。
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