宇佐美貴史【写真:Getty Images】
アウクスブルクに所属する日本代表のFW宇佐美貴史が今季もフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーする事になりそうだ。独紙『ビルト』が報じている。
記事ではデュッセルドルフは買い取りオプションが付いた1年間のレンタル移籍で宇佐美を獲得する事になると伝えている。先週、デュッセルドルフのフリートヘルム・フンケル監督は「私は是が非でもタカを獲得したい」と昨季29試合で8得点3アシストを記録した宇佐美獲得を熱望していた。
昨季終了後、デュッセルドルフは移籍金130万ユーロ(約1億7000万)で宇佐美を完全移籍で獲得する事を希望していたものの、300万ユーロ(約3億9000万円)を望むアウグスブルク側と折り合わず一度は破談となった。しかし先月29日の独誌『キッカー』ではアウクスブルクでマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏が「我々はデュッセルドルフと話し合いをしている。良い方向に進んでいる」と交渉が順調に進んでいる事を明らかにしていた。
なおデュッセルドルフはブンデスリーガ開幕戦でアウクスブルクをホームに向かえて戦う事が決まっている。果たして宇佐美はどちらのユニフォームを着てピッチに立っているのだろうか。
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