セリエA昇格のパルマ、八百長で勝ち点-5スタートに
数々の危機を乗り越えてセリエAの舞台に戻ってくるパルマだが苦難は続く【写真:Getty Images】
7月23日、今季からセリエAに昇格するパルマに厳しい処分が下された。昨季のセリエB最終節のスペツィア戦前に、パルマのFWエマヌエレ・カライオが対戦相手の2選手に「激しいコンタクトプレーは避けてほしい」とメッセージを送ったことが八百長行為であると認められた。パルマは破産などの苦難を乗り越えてセリエAへ復帰することが決定したが、新シーズンは勝ち点「-5」という逆境からのスタートとなる。また、八百長と認められたメッセージを送ったカライオには2年間の出場停止と罰金2万ユーロ(約260万円)が課されることになった。パルマはこの処分を不服として即座に再審請求を行っている。