ブレーメンデビューを果たした大迫勇也【写真:Getty Images】
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は同クラブに所属する日本代表のFW大迫勇也のデビュー戦のパフォーマンスに満足しているようだ。
現地時間30日、ブレーメンはオランダ1部VVVフェンロ―と練習試合を行い1-1の引き分けに終わった。この試合で日本代表のFW大迫勇也は途中出場で新天地デビューを果たした。
大迫は1点リードして迎えた29分にFWマルティン・ハルニクに代わりピッチに入る。右サイドでプレーし31分、34分にはチャンスを作る。チームに合流後間もない事もあり味方選手との連携面では課題を残すも84分には強烈なミドルシュートを打つなど随所で見せ場を作った。
試合後、コーフェルト監督は大迫について「マルティンの負傷もありユウヤは予定より早くピッチに入ったが上手く順応出来ていたと思う」と高評価を与えた。
またこの日は昨季ケルンで大迫とプレーし3度目のブレーメン所属となったFWクラウディオ・ピサーロも出場した。コーフェルト監督は「ピッサ(ピサロの愛称)の動きや狭いエリアでのキープ力などは他の選手に良い影響を与えている」とベテランの復帰を喜んでいる。
ブレーメンは来月11日にバレンシアと最後のテストマッチを行い18日にはドイツ杯(DFBポカール)1回戦に臨む。そして25日にいよいよブンデスリーガが開幕し原口元気と浅野琢磨が所属するハノーファーとホームで対戦する事が決まっている。
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