ペルー代表のルイス・アドビンクラ【写真:Getty Images】
2018/19シーズンからリーガエスパニョーラ1部に昇格するラージョ・バジェカーノは、ペルー代表のDFルイス・アドビンクラを獲得したことを29日に発表した。「世界最速」の選手の一人として注目されている。
アドビンクラは右サイドバックなどのポジションでプレーする現在28歳の選手。メキシコのティグレスからの買い取りオプション付きレンタルの形でラージョに加入する。
メキシコのロボスにレンタルされていた今年3月の試合では、カウンターの場面で68.5メートルの距離を6.82秒で駆け抜け、時速36.15kmのスピードを記録。これは世界のサッカー界で最速記録だとされている。
スペイン紙『マルカ』が伝えるランキングによれば、アドビンクラに次ぐ記録はパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペによる時速36km。レアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルが時速35.7kmで続いている。
ペルー代表としてロシアワールドカップに出場したアドビンクラは、グループステージのフランス戦でも同じく時速36.15kmと計測されたダッシュがあり、クリスティアーノ・ロナウドの速度を上回る大会最速選手として話題となっていた。
そのスピードにより「ペルーのウサイン・ボルト」とも呼ばれるアドビンクラ。スペインでも持ち味を発揮することができるだろうか。
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