ボルシア・ドルトムントのクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントが19歳のアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを売却することを決めたとして、各国ビッグクラブによる争奪戦が予想されている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
プリシッチは17歳でドルトムントのトップチームにデビューし、すでに公式戦100試合近くに出場。新シーズンに向けたプレシーズンも好調なプレーを披露しており、22日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップのリバプール戦では2ゴールを挙げて勝利の立役者となった。
当然ながら、獲得に向けて関心を抱いているクラブも数多くありそうだ。巨額のオファーが見込まれることから、ドルトムントはプリシッチを売却して「現金化」することを決めた模様だと英紙は伝えている。
ドルトムントはプリシッチを売却することで6500万ポンド(約94億5000万円)の移籍金獲得を想定しているという。移籍先の候補としてはプレミアリーグのチェルシーやリバプールのほか、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、スペインのレアル・マドリーが挙げられている。
国内の最大のライバルであるバイエルンは、特に有力な移籍先候補だとされている。アリエン・ロッベンやフランク・リベリの後継者として、ドルトムントとの契約が残り1年となる来年にプリシッチ獲得に動くことが見込まれていたが、「プランを早める可能性がある」との見方だ。
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