アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
インターナショナルチャンピオンズカップの試合が28日にシンガポールで開催され、アーセナルがパリ・サンジェルマン(PSG)に5-1の快勝を飾った。この試合で見られた2つの珍しい場面がカメラに捉えられて話題となっている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
今季からアーセナルを率いるウナイ・エメリ監督がさっそく古巣と対戦した試合は、若手中心のPSGをアーセナルが圧倒。FWアレクサンドル・ラカゼットの2ゴールなどで大量5点を奪っての勝利を収めた。
この試合を担当した主審は地元シンガポールのネイサン・チャン氏だったが、試合前に珍しい行動を取っていた。選手が入場前に整列していた通路で、アーセナルのゲームキャプテンとして先頭にいたMFメスト・エジルにサインを要望。しかも、サインを頼むため差し出したのは主審の仕事道具であるイエローカードだった。エジルは快くこれに応じ、カードにサインをしている。
審判団と選手たちがピッチ内に入場すると、両キャプテンによるコイントスが行われる。だがこの試合で用いられたのはコインではなく、大会スタッフが差し出した1枚のクレジットカード。スタッフがカードをピッチ上に投げ、その裏表でエンドの選択が行われた。これは、クレジットカード会社が試合のスポンサーについていたために行われたことだったようだ。
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