バルセロナがトッテナムにPK戦勝利【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-2(PK5-3) トッテナム インターナショナルチャンピオンズカップ】
現地時間28日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップの試合で、バルセロナとトッテナムが対戦した。
両チームともに、ワールドカップに出場した主力選手の多くは不在。だがトッテナムは韓国代表FWソン・フンミンやデンマーク代表MFエリクセンなどの主力も先発に名を連ねる。バルサは新加入のMFアルトゥールやDFラングレなどが先制した。
前半15分、アラベスへのレンタルから戻ってきたFWムニルがバルサに先制点をもたらす。左サイドからのクロスをラフィーニャがエリア右から頭で折り返し、最後はムニルが至近距離からのヘディングで押し込んだ。
さらに29分には期待の新戦力にも初ゴールが生まれる。右サイドのラフィーニャがエリア手前に落としたボールを受けたアルトゥールが、ワントラップから強烈な右足ミドルをゴール左へ突き刺した。
そのまま2点差で前半を終え、後半からはもうひとりの新加入選手であるマルコムもデビュー。だがトッテナムも反撃に転じ、立て続けの2ゴールで試合を振り出しに戻した。
73分にはバルサ守備陣がクロスへの対応を誤り、ゴール正面にこぼれたボールをソン・フンミンが蹴り込んで1点差。さらに75分、またしてもバルサのゴール前で同様の混乱が生じ、最後はエヌクドゥが押し込んで同点に。
2-2でタイムアップを迎え、レギュレーションにより勝負はPK戦へ。5人全員が決めたバルサが5-3の勝利を収める結果となった。
【得点者】
15分 1-0 ムニル(バルセロナ)
29分 2-0 アルトゥール(バルセロナ)
73分 2-1 ソン・フンミン(トッテナム)
75分 2-2 エヌクドゥ(トッテナム)
【了】